ドッペルゲンガーも夢をみる。

おもったこと 感じたことを つらつらと。

ハッピーエンドと 長い夜。

 

 

 

仕事から終電で帰宅して シャワーを浴びて 野菜ジュース片手に 録り溜めていたドラマを数話 一気に観た

 

とても後味の悪い物語 嫌いじゃない 寧ろ 後味の悪い作品を観ると どこか安心するのは何故だろう

 

何が正義で 何が悪で 悪に染まる 正義に染まる

何がきっかけで それは紙一重なのかもしれない

 

誰にとっての正義 誰にとって都合の良いこと

誰にとっての悪 誰にとって都合の悪いこと

自分にとっての正義や悪が 誰かにとっての悪や正義であるかもしれないと知ってしまったら 気づいてしまったら 途端に動けなくなる 解らなくなる

 

ハッピーエンドなど 望んでいないのだろうか

そもそもハッピーエンドなんて 誰が決めるのか

日常には 終わりの日まで 続きが在るものだ

本当の終わりなんて その時になるまで解らないものだ

 

そう考えると、ハッピーエンドにも続きがあるはずで

本当の意味でのハッピーエンドなど あるのだろうか

 

わたしが 後味の悪い作品に惹かれる理由が

 解ったような気もした

 

 

朝だ 寝ようと考えて寝室に向かった

寝室のカーテンが開いたままになっていて、

外から眩しいくらいに朝日が射し込んでいた

 

後味の悪いドラマのせいで もやもやしたままの心が

なんだか晴れた気がする 太陽ってすごいなあ

自然の力ってすごいなあ 人間って単純だなあ

 

 

玄関の外で朝日を浴びながら 歯を磨いた

肌寒いけれど とても気持ちがよかった

 

すっかり日が昇るのも早くなったなあ

夏が近づいている

 

 

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今日も長い夜だった

おやすみなさい

 

 

良い夢を。

 

 

 

R. 🌞