ランデヴー。
昔、どこまでいってもお月様がついてくること
不思議で なんだか怖かった記憶があります。
わりと大きくなってもそんなふうに思ってたな
だって、どこまで歩いても 走ってもついてくるし
よし もうここまでくれば大丈夫 うまく隠れたぞって
安心していても ふと空を見上げてみると もう
わたしの上でこっちみてるんです いつも いつでも
それから
テレビから流れてくる「都内某所」という単語は、
都内に「某所」という地名がある と思っていたし
ニュースから聞こえてくる「汚職事件」は
ずっと「お食事券」だと思っていたし
同じくニュースから聞こえる「相次いで」という言葉
これも「あいつい」という場所があると思っていた
あいつい で なにか事件が起きた と言うから
あいつい という場所はとても怖い場所なのだと
ずっと思い込んでいました これ本当です
なんか 脳天気なこどもやったんかな
頭ん中 お花畑やったんかな
こう考えると 子どもの考えることはメルヘンですね
真夜中のランデヴー。
R. 🦄